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クラッチ社長 - 中西勇治の獅子奮迅ブログ

クラッチでの日々、獅子奮迅のごとく経営人生を思いのままに

自分事化してアウトプットすると人は成長する

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今日は私がよくスタッフに話す事をブログでお伝えしてみたいと思います。

 突然ですが皆さんはよく本を読みますか?ちなみに私は読みませんw 確かに本は私たちに沢山の叡智を与えてくれます。しかし本を読んだ後、そこで学んだ知識を上手にビジネスや生活の中で活かすことがどれだけできているでしょうか?資格系の知識や、専門的な仕事に関する知識などは、本を読んで暗記すれば知識として蓄えられていきます。いわゆる勉強ってことですね。しかしこれがノウハウや哲学的な内容だったらどうでしょう?

 例えばあなたがインターネット業界で成功した社長さんの本を読んで感銘を受け、自分もこのような人になりたいと思ったとき、実生活の中で真似しながら、あるいは本で得たエッセンスを取り入れていくことが出来る人がどれだけいるでしょうか?殆どの人は実践できずに終わってしまっていると思います。

 私は、人が成長するために必要な要素として、得た知識をアウトプットしていくことがとても重要だと考えています。よく詰め込むように本を沢山読み、インプット重視の人を見かけますが、インプットばかりではいけません。やはり人は知識をアウトプットしないと成長しないのだと思います。例えば仕事でもそうです。部下を持ったときに、自分の経験を沢山話している人。話そうと努力している人はやはり上司としても成長します。

 他にもアウトプットの方法は沢山あります。例えば行動に移すという事です。英会話の勉強を沢山しても、話す機会がなければいつまでたっても話せるようにはなりません。覚えた英語をすぐに誰かに話す。使う。その点ではやはり外国に住むほうが覚えは早いですよね。一番いいのはインプットとアウトプットをできるだけ同時に起こす事です。これが一番成長につながります。

 

 今回私がブログでご紹介したいのは、私なりに独自にやっているアウトプット理論です。何かの本で得た知識や、誰かから聞いたエッセンス、学んだ事、それら全てを『自分事化してアウトプットする』という方法です。自分事化するというのはどういうことか?よく人は本などで得た知識を人にシェアしたりします。これも一応アウトプットです。しかし「この本にこういう事が書いてあったよ」と知識をシェアするだけでは成長はしません。

 大事なのはどれだけその知識を自分の事のように語りシェアしていくかという事です。方法は簡単です。本を読んでいて自分の心に響いたエッセンスやノウハウ、哲学をシェアするときに、あたかも既に知っていたかのように、あるいは自分のこれまでの経験で身に付けたかのように、もしくは自分で発見したかのように知ったかぶりして話すのです。これが自分の事のように自分の言葉で話す、つまり自分事化です。自分事化して沢山話すのです。最初はただの知ったかぶりなのかもしれませんが、これを繰り返していると、いつかその知識やノウハウは自分の中に取り込まれ本当の経験と知識に変わります。そしてやがてその知識は、人の心を動かすトークに変わります。

 

一つ私の例をあげましょう。

 私が前職でインターネット広告の営業をしていたときによく使っていたテクニックです。当時私は幼児教育業界最大手のクライアントを受注したことがあります。その時このクライアントは大手広告代理店と独占契約をしていて、契約を取るのはかなり難しいクライアントでした。前職の会社では過去に一度も取引実績はありませんでした。その時、私は現場の営業マンで、あるベビーカー大手のお客さん(予算は少なかったのですが・・)を担当していました。結婚もしていない、子供もいない私がよくもまー子育てやベビー用品のクライアントさんを担当出来たものです。しかも当時23歳!私はこのベビーカー大手の担当者さんから「子供ってのはね、こうなんだよ。中西くんもいつかね・・・」と親切な担当者さんはいつも私に色々な知識を教えてくれました。私はこの知識を使って、もっと予算を頂けるお客さんを獲得するために、幼児教育の業界に目を付け、さっそく幼児向け英会話教材大手の会社にアポを入れて訪問しました。そこで私はベビーカー大手の担当者さん直伝の知識を、あたかも自分は子育て業界に精通していると言わんばかりに自分事化して担当者との商談に挑みました。幼児向け英会話教材大手さんの担当者の方は、「君くわしいねー!」と感心してくださり、いい感じで商談が進んでいったわけですが、予算が折り合いつかず残念ながらその時には契約には至りませんでした。

 しかし、だからと言って手ぶらで帰る私ではありません。私は代わりに幼児向け英会話教材担当者さんから出来るだけ商談の中で知識を吸収する事に力を注ぎました。私は既にベビーカー大手の担当者さん直々のトークを使って、幼児向け英会話教材大手の担当者さんから信頼してもらえたので、その担当者さんも私に色々な知識を教えてくれました。幼児教育業界の事や、どんなマーケティングをしていて、どんな広告が良いのか、など。人は話していてメリットがあると感じた人には自分の手の内も話すものです。

 こうして私は、ベビーカー大手担当者さん直々のトークと、幼児向け英会話教材大手担当者さん直々のトークを武器に、次なるターゲットとして幼児教育大手の会社にアポを取り、ベビー用品も幼児教育も、幼児英会話も全てを知り尽くしたプロフェッショナルかのように、これまで教えてもらった知識をフルに自分事化して商談に挑みました。

 その結果、誰にも崩せなかった大手代理店のセントラルバイイングを切り崩し、見事受注することが出来たのです。最初は少額でしたが、最終的に月500万円くらいまで予算を頂いたと思います。ちなみに、私がやめた後に前職の会社とこのクライアントとの取引は一度終わってしまったようですが、最近はまたかなり太い取引になっているそうです。

 

自分事化してアウトプットするイメージを少し理解いただけましたか?

 先ほども言いましたが、私は正直ほとんど本を読みません。漫画しか読んでないかもしれません。ちなみにテレビも一切見ません。でも私の知識は相当広い範囲をカバーしている自信があります。あらゆる業界の事、ビジネス全般、はたまた古代史から近代史、スピリチュアル分野まで幅広く(基本広く浅く浅く)知識を持っています。そしてその知識の殆どを自分事化して語ることが出来ます。日頃から聞いたこと、学んだこと、知ったこと、全てを自分事化する習慣を身に付けているからです。是非皆さんもただ勉強するのではなく「学んだことを自分事化し、アウトプットする」という観点でやってみてください。